群馬県利根郡みなかみ町にある「土合駅(どあいえき)」。
JR東日本・上越線の駅ですが、ここは”日本一のモグラ駅”などとも呼ばれているそうです。
どういうことかというと、
★駅舎・改札・上りホーム → 地上
★下りホーム → 地下約71m
と、下りホームが地下深くにあるのです。
で、エレベーターやエスカレーターはなく、地上に出るまでには長い階段を上る必要があります。
(逆に、改札から下りホームに行くには、長い階段を下っていく必要があります)
この長い階段の段数は462段!
さらに改札口までには143mの連絡通路があり、そこにも2ヶ所の階段があります(24段)。
改札⇔下りホームまで、約10分ほどかかるみたいです。
どうしてこういうふうになったのか。
もともと上越線は単線で、土合駅は地上ホームしかありませんでした。
複線化するときに、新清水トンネルが作られ、下り線はそこを通ることになりました。
で、土合駅の下り線ホームが地下71mほどの位置になった、ということのようです。