温泉記号(温泉マーク)の由来・起源は、はっきりとわかっていない部分もあるようです。
ただ、江戸時代の古文書内に、礒部温泉を表すのに用いられたマークが見られ、それが日本最古の温泉記号で、現代の温泉マークにつながる由来だという説があります。
古文書は、農民の土地争いに決着をつけるべく江戸幕府が作成した「上野国碓氷郡上磯部村と中野谷村就野論裁断之覚」。
万治四年(1661年)に書かれたもののよう。
現物は群馬県立近代博物館にある様子。
(常設展示はされていません)
【参考】温泉夜話 日本最古の温泉マーク、万治四年(1661年)の裁許絵図を見る!:温泉マニアの巡浴紀行
安中市磯部の磯部詩碑公園内には「日本最古の温泉記号」の碑が建てられています。
⇒「日本最古の温泉記号の碑」の検索結果 – Yahoo!検索(画像)
磯部詩碑公園は、JR信越本線「磯部駅」から直線距離で300mほど。
いつかこのあたりに行く機会があれば見に行ってみたい。