群馬県太田市の金山。
江戸時代、ここで採れた松茸を徳川将軍に毎年献上していたそう。
(参考)太田市|金山御林と献上松茸
どうやら、江戸周辺には松茸が採れるところがほとんどなかったみたいで、遠くから陸送で江戸城まで届けていたんだとか。
松茸は香りが大事ですから、採ってから時間をかけずに届ける必要があります。
江戸時代にはだいたい20時間、午前9時に出発して、翌朝5時に到着といったスケジュールだったよう。
その話を聞いたとき、飛脚のようなイメージが湧きました。
走るようにしながら運んでいったのかと。
しかし、Google MAPで調べてみると・・・こうです↓
徒歩で約17時間。
ということは、急ぎながらも、丁寧に大切に運んでいたのではないかと。
現在では、その献上松茸を大名行列風にアレンジ再現したイベントが行われています。